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街歩き 早稲田周辺<前編> 漱石山房記念館・穴神社



NHK文化センター講座「旬な旅味な旅」、今月は早稲田駅周辺の観光とランチ。
今回はその前編です。




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道路のこんな道しるべに導かれて訪れたのは、
夏目漱石が晩年の9年間を過ごした地に建てられた「新宿区立漱石山房記念館」です。




モダンな外観。
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内部には漱石が暮らした家「漱石山房」が一部再現されていました。
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書斎を取り囲むベランダ式回廊が特徴的です。





漱石の書斎の再現。
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ペルシャ絨毯の上に座布団を敷いて、座って執筆をしていたのですね。
「三四郎」「こゝろ」「道草」などの名作が書かれた部屋です。
文机が意外に小さいことに驚きました。

書斎の話、二男五女に恵まれた家庭生活の話、門下生たちが集った木曜会の話など、
スタッフが解説をしてくれました。




ブックカフェ「CAFE SOSEKI」でひと休み。
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「吾輩は猫である」に出てくる「空也」の最中とほうじ茶のセット。
このカップがかわいい。




黒猫の後ろ姿だと思っていたら、反対側は正面姿でした。
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カフェでは夏目漱石の作品や関連本を読めるようになっています。
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私は夏目漱石の作品では「こゝろ」が好きです。

愛媛県松山の高校へ英語教師として赴任した経験を下敷きに書かれた「坊っちゃん」も知ってますし、
「三四郎」「門」「それから」の三部作も好きでした。

だのに、有名な「吾輩は猫である」はぱらぱら筋を追ったぐらい。
ちゃんと読んだ記憶がありません。



2階は展示室になっていて、夏目漱石の交友関係や足跡をたどることができます(撮影は禁止)。
書き込みや直しが入った自筆の原稿も展示されていました。

写真は2階の吹き抜けから見た1階の様子です。

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胃潰瘍のため49歳で亡くなった夏目漱石。
有名作品を多く残している割に、その執筆活動はわずか11年だったということです。
改めてその生涯を知ることができました。




記念館を出て、次の訪問地へ向かう途中、
講師の津田令子先生の案内で「夏目漱石誕生の地」の碑を見ました。
やよい軒の前に建っています。
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次に訪れたのが「穴八幡宮」です。
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新宿区にあるのが信じられないような静かなたたずまいです。
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きれいに塗り上げられた山門
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黒塗りの拝殿
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金運アップにご利益があるということで、
お参りの後、メンバーの多くが穴八幡宮の懐中お守りを求めていました。
財布に入れておくといいそうです。


私は御朱印をもらいました。
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黒々とした文字。
墨の香りがしました。


<後編>に続きます。





by Nicky-skyblue | 2018-11-11 16:57 | お出かけ | Comments(0)

マンション花壇、写真、お出かけなど、のんびり気まま暮らしを綴っていきます。


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