マンション花壇当番<冬> 花壇の防寒と花がら摘み
2021年 02月 02日
久々にマンション花壇の話題です。
先週は私がマンションガーデニングクラブの花壇当番だったので、この時期どんな作業をしたのかを紹介したいと思います。
一年で一番寒い時期(千葉県)。
気温が氷点下になると、花壇の土が凍ります。
この時期最も気がかりなのは、花が寒さにやられないかということです。
ハボタン、ビオラは比較的寒さに強いので大丈夫。
でも、寒さに弱いゼラニウムは葉が霜でやられてぼろぼろです。
本来ゼラニウムは、冬場は最低でも軒下に入れたいところ。
花壇では地植えですからそうもいかず、霜にやられっ放しでかわいそうです。
そこで余っていた不織布を家から持って来て、ふんわりと全体を覆ってみました。
透光率90パーセントの植物用の不織布。
光も水も通すけれど、これで霜が防げるらしい。
幅1.5メートルの不織布1枚ではカバーしきれなかったため、長い不織布を切って、手前と向こうと2枚使いました。
2枚のつなぎ目はホッチキスでバチンバチンと止めました。
不織布が少し余ったので、もう一ヶ所、「きらら(オステオスペルマム属)」にもかけておきました。
(写真では中に支柱を立ててふんわりかけてありますが、風で支柱が不織布を突き破ったため、後日支柱を取り外して直接覆うやり方に変えました)
一方、前から植えてあるこちらのゼラニウムはそのまま。
カバーしようにも、もう不織布が無いのです。
葉が傷んでいるのは同じなのですが、こちらはこれまで何度も冬越しをしているので、おそらく大丈夫です。
それにこの場所は、後ろに「陽だまりベッド」という台があるため、風が通り抜けるのを多少は防げます。
当番の作業としては、他に花がら摘みと傷んだ葉の除去をやりました。
一日でやったわけではありません。
3日間に分けてやりました。
アガパンサスの葉が傷んでいます。
毎年冬になるとこんな感じになるのですが、根元の葉はじくじくして、透き通ってぺちゃんこになっていました。
カビや病気を防ぐため、こういうのは取り去った方がいいはずです。
ついでに茶色くなった葉、黄色くなった葉も、もう光合成ができないのでカットしました。
<カット後>
黄色くなった葉であっても、残した方が防寒になって良いという考え方もあるかもしれません。
でも、それでは花壇としての見映えが悪くなってしまいます。
アガパンサスは寒さに強い植物なので、防寒より見映えを考えてカットしました。
それで良いのかわかりませんが、毎年こんな風にやっています。
春になればまた元気に新しい葉が出てくるはずです。
サークル花壇のビオラは、咲き終わった花がなんだか汚らしい。
このまま放っておいて種をつけてしまうと、株も弱ります。
↓
そこで花がら摘みをしました。
一時的に花が少なくなってしまいましたが、一週間もすればまたきれいに咲いてきます。
プリムラジュリアンも花がら摘みをしました。
ここはもうしばらくの辛抱。
春を待ちます。
南東のサークル花壇。
ビオラとスイートアリッサムの花壇です。
ぐるりに植えたスイートアリッサムは何株かダメになっていたので、枯れた株を除去しました。
間にピンコロ石が置いてあるのは、作業の際の足場にするためです。
昨年10月に種を直蒔きしたヤグルマギクとオルラヤは今こんな状態です。
苗床に蒔いて大切に育てる苗と違い、まだあまり育っていません。
<ヤグルマギク>
<オルラヤ>
実はこの後、1月30日(土)に気温が氷点下になりました。
花壇へ行ってみると、地面はガチガチに凍り、5センチほどもある霜柱が立っていました。
ゼラニウムに不織布をかけておいて良かったです。
それにしても冷たい風が吹いて寒い~。
この日は作業をやめておくことにしました。
当番と言っても、水やりが必要な夏場と違い、冬は毎日世話をするわけではありません。
やることだけやって、後は「見守り」ます。
霜柱の写真だけ撮ってそそくさと部屋へ帰りました。
by Nicky-skyblue
| 2021-02-02 08:51
| 花・ガーデニング
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